キッチン蛇口の交換
キッチンの蛇口を交換する時に簡単に交換できないケースがあります。
混合水栓がお湯の管、水の管とナットなどで簡単に結んでいる時は問題ないのですが、水は塩ビ管でキッチリと、そしてお湯は銅管で接続されているとナットを外して…と言うわけにはいきません。
点検口があればそこからと言う簡単な作業ではないので、工事の工程が増えます。
①流し台を外す為に流しの排水管を切断します。
排水管は、ご覧の通り塩ビ管ですので切断します。
②流し台を移動します(2人で行う場合もあります)。
③給水管、給湯管を切断します。
④新しい混合水栓を取り付けて、給水管給湯管を接続します。
⑤漏れがないか5分から10分かけてかくにんをします。その後流し台を元に戻します。
⑥流しの排水管を再接続し、さらに漏れがないかをチェックし、完了します。
このように単なる蛇口の交換に工程が増えることがあり、工事費も上がります。
ナットでフレキ管が接続されていれば点検口から作業が出来るので割と簡単に交換が終わります。
工事費はこのように状況によって異なりますので必ず現地調査が必要になります。
リフォームは価格が一律に出せないのは想定外のケースがあるからなのです。