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扉が閉まらなくなったら蝶番を確認せよ

建具 暮らし 蝶番


扉が閉まらない原因は蝶番

扉枠と扉の隙間が均一ですか?

扉の上が枠に当たっていたり床に当たっていて「開かない」「閉まらない」のではありませんか?

蝶番を新しくする

全く同じ型の蝶番に交換するのが手っ取り早い修理方法です。

1mmとかそれ以下でこするように当たる場合は紙やプラスティックの薄い板を蝶番と枠の間に挟んで調整することもできます。

調整できる蝶番もある

比較的新しい開扉は蝶番に調整できるネジがあります。(大建工業、パナソニック、ノダなど)

取扱説明書を見て調整しましょう。

ラッチが受け側に掛からない

レバーを上げ下げすると出たり引っ込んだりする上から見ると三角の形(もしくは台形)をしている物を「ラッチ」と言います。

これが枠にある受け側の凹みと合っていない場合いくら扉を押し込んでもダメな場合があります。

  1. ラッチと受けの高さが違う
  2. いくら押し込んでもラッチが受けまで到達しない

1. ラッチの高さが違う場合は蝶番の高さを合わせるようにしなければならないので、調整できない場合は蝶番の位置を移動するしかありません。

2. いくら押し込んでもダメな場合は受け側に「調整ネジ」がある場合はネジを回して前後に動かすことができます。調整ができない場合は受け側を外して鉄ヤスリで削るしかありません(これ結構地道な作業でステンレス製の場合、30分で1mm削れれば良い方です)

これら簡単にやっているようですがかなり経験が必要です。(もちろんスンナリできる場合と1時間以上奮闘する場合もあります)

最後に一番厄介なのが上の2.のラッチを押し込んでも掛からないケースで扉自体が反ってしまっている場合。

これは扉本体を交換が必要です。

おそらく全く同じ形状の物はないと思いますので、似たような色や柄やデザインを選ぶしかありません。

以上のように扉の調整はちょっと難しいです。

出張費や技術費などが掛かります。

建具屋さんに依頼するとかなり高いと思います(1回の出張で3万円位になる場合もあります)。

最後に扉が枠に当たったり床をこすったりするのにそのまま使い続けると結構お高い修理代が必要になるので早めに修理しましょう。