玄関のリフォームはカバー工法がおすすめ
玄関のリフォーム【戸建て住宅】
2通りのリフォームの方法があります。
- 玄関を解体して壁や床から造りなおす
- 玄関扉を外して枠をはめ込むカバー工法
玄関を解体して壁や床から造りなおす方法
玄関の枠まで解体します。
枠を解体する時に外壁の一部や内壁の一部も壊れます。
玄関を据え付ける下地を木組みします。
翌日玄関扉を設置します。
3日目に外壁の補修工事をします。
4日目は床タイルなどの補修工事をします。
5日目は内壁の内装工事をします。
玄関リフォーム工事を玄関などを解体して行うと日数も去ることながら、工事の工程が複数あります。
- 解体工事
- 大工の下地工事
- 玄関扉の取り付け工事
- 外壁の補修左官工事
- 床のタイル工事
- 外壁の塗装工事
- 内壁の内装工事
したがって費用もかかります。
玄関扉を外して枠をはめ込むカバー工法
まず玄関扉を外します。
欄間などは解体しますが既存の枠は残したままにします。
この枠を下地として新しい玄関の枠を取り付けます。
新しい扉を取り付けます。
コーキング処理をすれば完成です。
朝8:30に始めれば、夕方には終わります。
朝会社に行って帰ってきたら別の家のような感じのする玄関に仕上がっていると言う訳です。
結論:1日で工事が終わるカバー工法がおすすめ
解体工事から始めると5日間掛かりますので、防犯上の問題も出てきます。
もちろん、初日は玄関を合板で張り付けて外から入れないようにします。
その間は勝手口から出入りしていただく事になったり不便が生じます。
しかしカバー工法だと防犯の問題もなく、むしろ出来上がった玄関の鍵はかなり防犯性の高いので古い玄関よりも安全です。
ただし、1つだけデメリットがあります。
それは今ある玄関よりも数センチ狭くなってしまうと言う事です。右左の古い枠に新しい枠をはめ込むので左右合わせて数センチ幅が狭くなります。
※マンションの玄関は共有部と捉えられますので、マンションの管理組合で可決される「大規模修繕」で各戸同じデザインの玄関扉にリフォームするケースが一般的ですので勝手にリフォームはできません。