お風呂のリフォーム(扉枠と壁)

ユニットバスのリフォームはユニットバスだけを交換すれば良いと思っている人が多いようです。

しかし実際は各専門職がそれぞれの項目をこなします。

その作業の大まかな工程は次の通りです。

  1. 解体
  2. 配管を新しいユニットバスに合うように再配管
  3. ユニットバスの組み立て
  4. ユニットバスと給水給湯管をつなぐ
  5. 換気扇用のダクト配管、電気接続、給湯器用のリモコン接続
  6. 扉枠をはめ込み壁を作る、巾木取り付けなどの修復工事
  7. 壁紙と床材など内装工事

と言う流れです。

7.の扉枠と壁の修復工事。枠も壁もそのままにして中身だけを換えれば良いと思うかも知れませんが扉位置は新しくするユニットバスによって微妙に位置が違うのです。

そう言う理由から必ず必要な工事です。

ユニットバスの入り口付近を撮影したものですが、扉の左横は奥が見えます。

壁がありません。

また扉枠もありません。

扉の左側、角材の下地を差し込んでいるので、奥が見えなくなっています。

撮影が悪いのですが扉に白い枠が取り付けられました。

これで浴室の扉枠の設置と壁の修復が終わりました。

扉の修復と言う作業項目が理解されていないようですが、このようにユニットバス組立て後に大工さんの修復工事が必要になります。

扉枠と壁の修復工事に関するご質問はこちらまでお願いします。

天井の解体、マスクの効果は?

天井が剥がれてしまいました。劣化です。

クロスの下地は5ミリのベニヤ板で、ベニヤの表面の層がクロスと共に剥がれたようです。

合板は薄い木のスライスを直行するように接着剤で張り合わせて反りが出ないようにした建材です。

一部接着力がなくなって剥がれたようです。

ベニヤを貼り直しても劣化すると同じような状況になってしまう可能性もあるので今度は石膏ボードにします。

今日は天井の解体を行いました。

50年近く経っている建物。

天井を剥がすと埃が凄いです。

これだけ見ると何ともないようですが…

マスクを取ると顔が真っ黒…

マスクをしていても汚れを吸っている空気の流れがよく分かります。

明日は石膏ボードを留める野縁を組み石膏ボードを張ります。

劣化した巾木

巾木劣化を隠す(リペア)

築20年を経過するとどうしても劣化が進んでしまいます。

以下の画像は「巾木」と言います。

「巾木」は壁の一番下に付けられた厚さ1センチ、高さ6センチの文字通りの巾の木です。

※一例:大建工業の巾木はこちら(少し下にスクロールすると出てきます)

画像のように継ぎ目の所が剥がれてしまっています。

これを新しくすれば全てがキレイになります(当然ですが)。

しかし20年経過すると同じ色の巾木はありません。

その他

建具(扉や扉枠)と新しい巾木の色が変わってしまう巾木を切ったりするさぎよ場所が必要同じサイズの巾木がない

建具のリフォームの時には巾木も新しい物になってしまいますので、その時まで巾木はリペアなどで使い続けるのも一つの方法です。

これなら劣化した跡はなくなります。

リペアはプチリフォームには欠かせないアイテムです。

特に賃貸物件の原状回復では必要な作業項目になると思います。

ただし、故意過失ではない限り借主側に請求する事は難しいようです。

リペアに関する質問はこちらへどうぞ

畳の部屋をフローリングに

和室を洋室にするとかなりの予算が必要になりますが畳をフローリングにするだけならそれ程難しいことではありません。

築年数は四十数年。

今回の工事では普通はめったにお目にかかれない工法で、畳の下は木毛セメント板で平面を出しています。

さらにその下にはセメントのダンゴで高さ調整をしています。

まず、畳、木毛セメント板、セメントのダンゴを処分しなければなりません。

かなりの重さがあります。

なくなると…

まだセメントのダンゴが残っています。

畳がなくなってコンクリートの床が見えています。

このコンクリートの床が躯体と言われる構造体です。

この上にフローリングを張ることは出来ません。

手前の部屋と躯体の高さが違うからです。

約15センチ高くしなければなりません。

下地を作り上げるのには木組みか別の方法か。

今回は万協のフロアシステムで下地組をします。

高さ調整の出来る脚、その上に厚さ25ミリのパーチクルボード、その上に12ミリの合板を張り込みます。

この一番下の脚に振動を吸収するインシュレーターが組み込まれています。

これがマンションの階下への騒音を軽減する装置です。

今回の脚はLL45をクリアする性能があります。

これらを張り込むと…

手前が合板、奥の方に見えるのがパーチクルボードです。

今日は畳から板張りにするまでの工程でした。

ちなみに大工工事は木屑がかなり出ます。

在宅のままで大工工事がある場合はスペースを確保すれば良いというわけでなく、木屑がかなり飛び散るので、家具や絵、生活用品を一時他の場所へ移動をお願いしております。

その他、電気や水道を使わせて頂きたいことや、トイレもお借りしたいと思いますのでご協力の程よろしくお願い致します。

軒裏

軒裏が剥がれたということで見に行きました。

確かに剥がれています。

依頼主はご高齢の方。

建物の築年数もかなり経っています。

戸建ての裏の方の軒裏が剥がれています。しかも2階。

ハシゴでは作業が出来ないのでやはり足場を組まなければならない。

裏の方は建物と境界線に建つ塀の間は40センチしかありません。

軒裏を直すだけなら数万円で済むのですが足場を組むと、うん十万円が余計に掛かるのです。

これは正直に言わなければならないと思い、後日お話をしました。

ご子息ともお話をされたようであと1、2年で息子さんのお家に移る可能性が高いと言うので、かえって良かったと思いました。

足場を掛けるなら軒裏の工事だけでは費用対効果が少ないので外壁塗装などをお勧めするのです。

しかしあと1、2年でこのお家に住まなくなるか取り壊しになるのであれば正直勿体ないと思っていました。

かと言って軒裏の修理をしないのもどうなのか非常に悩みました。

息子さんとお話をした後、やっぱりその間は我慢するという事になった、と告げられて気持ち半分は余計なお金をかけなくて良かったという気持ちと後数年軒裏が何とか保ってくれると良いな、と思いました。

予算と入居する時間と症状の大小によってはあえてやらないと言う選択もありだとおもいます。

以前、屋上の防水が切れ雨漏りがすると言うので見に言ったのですが、結局工事はしなかったのですね。

しかしその1年後にそのお家を退去されたので、その時に当時の事情がわかりました。

あと1年しか住まない家に数十万円を掛けるのはやはり考えますよね。

本来私はしっかりした工事しかしないのですが、その時は応急処置のみで終わらせたので心配でしたが、最近になって『あの処置で良かったんだ』と思えるようになったのです。

全てがお客様の為になるようこれからも頑張ります。