窓の鍵が壊れたので交換して欲しい

窓の鍵交換は意外と難しい

築年数30年以上経ったおうちの窓の鍵(クレンセントと呼びます)の交換は意外と難しいことがあります。

 

廃業したメーカーのクレセント

昭和の時代にはかなり多くの窓サッシのメーカーが存在しました。

現在はYKKapとか三協立山とか、不二サッシ、LIXILなどがあります。

しかし昔は日鉄サッシとかさまざまなメーカーが乱立していました。

この頃に使われた窓はメーカーがなくなるとその後のメンテナンスができない状態にあります。

 

クレセントを交換するにあたり簡単に出来るケースと苦労するケース

簡単なケース

サッシメーカーが分かっていてホームセンターで手に入る場合はDIYで交換出来ます

※同じ物が手に入った場合、ネジを止める座金と言う金属の板がネジで留まっています。これを知らないでサッシの中で落としてしまうと取付が大変です。元に戻すのに業者に依頼すると2万円以上かかってしまう場合もあります(サッシを分解して座金を拾って再度組立なければならないからです)ので要注意です。

苦労するケース

サッシメーカーがなくなっている場合

  1. 形状を絵や図面に書いて寸法を出す(勿論、高さ巾、クレセントの稼働する半径、厚み、そしてネジピッチ)
  2. メーカーを確認して継続してクレセントを製造しているメーカーを探す(問屋やインターネットで)
  3. 情報が複数ある場合は図面を取り寄せて適合するかを確認する
  4. 適合すれば注文して交換
  5. 適合しない場合はもう一度クレセントを探す(ヤフーオークションも含めて)~~この繰り返し(これで1週間や2週間はあっと言う間)

 

窓の鍵の交換ができないケースもあります

前述の通り窓の鍵が手に入らず交換できないことも多々あります。

窓の鍵が壊れているなんて少し不安です。

鍵が壊れた場合どうすれば良いか。

  • 似た鍵を代用品として使う
  • 部品として製造しているところを探す
  • サッシ鍵の専門業者に依頼する
  • 窓を交換する

窓の鍵と言っても1個1,000円位ですが、これを試しに買ってみて上手く取り付けられれば良いですが、ダメな場合は再度探して注文をしなければならいのです。

クレセントや戸車の交換専門業のサイトがありました。(ここにリンクを貼っておきます。※なお弊社とは取引がありませんのでご了承の上ご覧ください)

 

窓のカバー工法で新しくする

一番防犯上優れているのは、サッシをリフォームすることです。

今ある窓を全部取り替えるとかなり大きな工事になります。

窓を取り外すには外壁を一部壊して撤去しなければならないのでかなり大掛かりな工事になります。

100万円以上は軽くかかります。

そこで登場するのがサッシのカバー工法です。

今あるガラス窓は取り外します。

窓枠はそのまま残します。

その枠に上から窓枠をONします。

前の窓よりも数センチ小さくなりますが、これが一番早い方法です。

外壁も内壁も壊さなくてできるので、①解体工事 ②大工工事 ③内装工事 ④塗装工事などの4項目が不要になります。

カバー工法は朝9時頃工事を始めると午後2〜3時頃には終わる工事です。

 

窓の鍵壊れたから交換したいだけなのに

とは言っても部品が手に入らないので、修理ができません。

なので、今はリフォームと言う方法で窓を新しくして防犯上にも優位なサッシにします。

 

サッシの鍵の交換出来ません

窓に鍵がないのは防犯上問題があります。

エアコンの工事をご縁にサッシの鍵もご依頼頂きました。

お客様は「鍵屋さんに頼んでも、リフォーム屋さんに頼んでもできません、と言われた」とおっしゃっていました。

鍵は鍵でもサッシの鍵はサッシ屋さんに頼まないとダメなのです。

サッシメーカーで廃業している会社も多いので部品が無いこともあります。

が、ある程度の鍵はあるのではないかと思います(私はサッシ専門ではないので言い切れませんが)。

現在、建設業界はかなり細かく分類されているのでそれぞれの持分があります。

例えばキッチンのリフォームの場合

解体大工水道配管電気配線ガス工事ダクト工事キッチン取付工事

の細かい職種に分かれています。

鍵は鍵屋で玄関や勝手口の錠前と言う業種とサッシの鍵はサッシ業と違う職種なのです。

さらに言うとサッシ屋とガラス屋とも別の場合があり「私はガラス専門です」と言う人もいます。

もっと言うとサッシと雨戸の代わりにシャッターがありますが、サッシ屋とシャッター屋とも別なのです。

この辺が建築業界の分かり辛いところでしょうか。

ちなみにサッシの鍵のことを「クレセント」と呼びます。

ご自宅のクレセント、同じものがあるかどうかを確認する場合は、まずは、メーカー名を確認します。その後、縦横のサイズ、厚み、ネジピッチなどを計測してネット検索すると同じものが見つかる場合があります。

もし自身で交換する場合「絶対にやってはいけないこと」がありますので注意してください。

サッシの鍵についてのご質問はこちらまでどうぞ。

サッシの不具合

サッシの不具合の修理は意外と難しく時間がかかります。

実はサッシメーカーはかなり廃業していますし、同じメーカーでも種類が多く、滑車(戸車)1つ探すのも非常に時間がかかる上に手に入らないケースもしばしば。

クレセント(※)もみつからないものもありますが、クレセントは幸いなことにホームセンターでも売っていますので、割と手に入りやすいです。

それから、クレセントはホームセンターで売っていると申し上げましたが、割と簡単に交換できますが、是非注意をしていただきたいポイントがあります。

クレセントを交換する場合、ネジ(ビス)を1つづつ緩め、片方のみ外します。

2本あるネジを両方外さないほうが良いです。

サッシの枠の中にネジを受ける座金(ネジのメスの金属の板)が枠の中にあるのです。

この座金は2本ともネジを外すと枠の中で落ちてしまいます。

こうなると専門家を呼ばなければ収拾がつかない状態になり、馬鹿高いものになってしまいますのでご注意ください。

また、マンションはサッシは共有部と言う認識ですので簡単に交換は出来ませんのでこちらもご注意ください。

※クレセントはサッシの鍵のことです