エアコンの電線が短い⁉️(連絡線、渡り線)3

このタイトルもシリーズになってしまった感がありますが、実は同じようにお困りの方からのご依頼がありました。(バックナンバーはこちら

先週、量販店でエアコンを注文したにもかかわらず下見にきた業者が「出来ません」と言って帰っていったお客様のところでエアコンを取り付けたばかりなのですが、その翌々日にメールが入りました。

早速現場に行き確認してきました。

冷媒管は隠蔽配管でした。

「連絡線が30cm足りない」と言う理由だったそうです。

私見ですが、どうやら隠蔽配管のエアコン取り付け工事はやりたくないように見受けられます。

確かに室内機と接続するにしても冷媒管が短いと継ぎ足さなくてはならないし、長ければその分切断してちょうど良い長さにしなければならないのです。

壁を隔てて室内機と室外機がほんの2〜3m位の距離だと冷媒管の継ぎ足しも切断も神経を使わなくて済みます。

この場合の工事時間と隠蔽配管接続の場合だと掛かる時間が数倍違うので避けている可能性もなきにしもあらず。

弊社では必ず見積を出してご納得いただいた上で工事を行いますので、急に工事をして請求することはありません。

出来れば今後このような事例がなくなることを望んでおりますが、ご質問やご依頼があればこちらにお願い致します。

隠蔽配管から外配管に

冷媒管の耐圧テストをしていたら5分も経たないうちにメーターが0.2Mpa下がりました。

これは冷媒管ではないと判断し確認したところ室内機の接続部から漏れが見つかりました。

その他は漏れがないことを確認しテストは終了。

実はこの隠蔽配管が使えないとなると、壁に穴を開けて外壁に配管を設置しなければならなかったのですが、冷媒管が使用できると言うことで、外配管の必要はなくなりました。

外配管にする場合、梯子で登って管を固定しなければならない為、お客様に請求する費用もさることながら足場が悪いところでの高所作業がなくなったことで一安心です。

実はこの作業の前に予定していた日が雨になったので、延期したのです。

外配管を雨の日に梯子で作業するのは危険が伴うからです。

ところが、この日も雨。

壁内の配管が使えなかったら再延期になるところでした。

ガスを回収して、エアコンの設置作業に移ります。

隠蔽配管の難しい点は冷媒管が短い為継ぎ足さなくてはならないこと、ドレン用の配管に漏れなく接続することや、連絡線の延長などです。

「連絡線」は量販店の工事屋さんが「延長ができない」と言って工事をしないで帰っていく理由の一つです。

冷媒管の延長、ドレン管への接続、連絡線の延長を行い、室内機を設置します。

そして室外機を設置し、真空引きを行います。

最後の真空引きは冷媒管内の空気を抜き、さらに圧が下がらないことを確認します。

調査、圧力テストなどを行いその後、設置をし夕方には完了しました。

ご質問はこちらまで

冷媒管の耐久性

「量販店でエアコンを購入したのですが、取り付けしないで帰って行った。」と言うご連絡を頂きました。

このパターンは以前のこのブログでお伝えしました。

エアコンの冷媒管が隠蔽配管なのでかなり時間が掛かると思ったのか、別の理由があったのかは分かりません。

いずれにしても、何もせずに帰ってしまうと言うのは如何なものか?買った人はどんな気持ちになるかを考えないのだろうか?と思います。

下見に伺ったところ3階に室内機、2階に室外機があり、隠蔽配管でした。

お客様より「30年使用している配管ですが、冷媒管が使用に耐えられるでしょうか」と言う質問がありました。

どう言うことかと言いますと、当時の古いフロンガスよりも今の新しいフロンガスの方がエアコンや冷媒管の中の圧力が高いので、それを心配されたようです。

そこでご提案したのは「耐圧テスト」です。

既存の配管にガスを注入し圧が下がらなければ配管には問題がない、とする事ができます。

ところが5分もしたら圧力計が下がったのです。

「これは何処かに漏れの箇所がある」と。

漏れている箇所の特定をする為調査を始めます。

この続きは次回。