壁紙の貼り替えの疑問点

壁紙の貼り替えはまず既存の壁紙を剥がします。

その後パテで壁面を平滑化します。

何故パテを打つのか?

剥がす時に必ずしも綺麗に剥がせる訳ではなく剥がすカッターなどで凸凹になったりすることもあります。

また剥がした所が元々凸凹している事もあります。

さらに剥がす時に剥がす側の壁紙だけではなく壁材を一緒に剥がしてしまう事もあるのです。

全てが違う状況になるのでその場その場に合わせて処置をします。

そして一番厄介なのが薄紙の残り具合です。

薄紙とは壁紙本体の一番壁側の薄い紙の層の事を言います。

貼り替える時に壁紙を剥がしますがこの薄紙は壁に残るように設計されています。

綺麗に剥がれる時はこの薄紙が上手く壁に残ります。

剥がれが悪い時は薄紙は残ったり残らなかったりで、加えてボードがボロボロになってしまう時もあります。

そんな時、壁紙が壁に着かないことがあり壁紙と壁紙のジョイント部が浮いたり、隙間が出来たりするのです。

また、貼った直後は壁紙も紙なので糊によって水分を含んでいるので伸びています。

この時表面がふくれていたりするのですが、3〜4日すると紙が縮むのでピンと張ります。

貼った直後はどうしても表面がユルユルなことがありますのでご承知おきください。

なんだか言い訳のようになってしまいましたが、壁紙を貼替た後はこのような症状が起きます、と言うことを知っていただければ幸いです。

住みながらのクロス貼替

空室のクロスの貼替ではなく、住んでいてクロスの貼替はどうなるかを説明します。

まず、家具があると貼替が出来ないので貼替をする部屋から家具を他の部屋に移動しなければなりません。

画像はベッドを解体しているところで

ベッドや家具移動の為の人員が必要になります。

部屋が空になったら剥がしを行います。

クロスの剥がしですが、剥がれが良い場合と悪い場合があります。

(画像は剥がれの良くない時のものです)

剥がれが良い時は10秒で1.5㎡が剥がせます。

ところが、剥がれが悪いと同じ10秒で5c㎡しか剥がれません。

同じ1.5㎡を剥がすのに15分位掛かる時もありますので、工事時間は多めに見積もります。

では家具の移動ができない場合だと工事はできないのでしょうか?

クロスの貼替は出来ません。

例えば家具の移動場所がない時は家具や洋服、その他をトランクルームで預かってもらうなどの手配をしないと(別途料金がかかります)事実上工事は出来ません。

また、クロスは糊付機を置く場所(約2畳分)のスペースも別途必要です。

意外と制約が大きいのでご理解を頂きたいと思います。

お客様のご協力がないと工事は成立しませんのでお客様のお部屋にお邪魔して状況を確認します。

荷物の移動が出来るか、クロスの糊付機のスペースが置けるかなどを相談してまずできるかどうか、できる場合は荷物の移動をお客様でやって頂くか、こちらでやるかなどを打ち合わせさせて頂きます。

その後数量を計測し後日見積書を提出します。

問題ないようでしたら工事の日程調整に入りますが、今日は工事が出来るかどうかのお話なのでこれで終わりますが、内装工事に限らず設備工事についてもご相談ください。