鉄の水道管

給水管は古い建物だとよく鉄管を見かけます。

ただ、古いから鉄管だと言うことでもありませんが、やはりサビが出ていると気になります。

鉄だと数十年すると外側に錆が出てきます。

ご覧の画像ではグレーの色の給水管が接続部分(継手)でサビているのが分かります。

継手辺りがネジがあるので本管よりも薄いからかも知れません。

以前お伝えした排水管の鉄管もあります。

やはり継手部分に穴が空いてしまうことがあります(実際に水漏れを起こしました)。

初期段階はピンホールと言って目に見えないような小さな穴が開きます。徐々に穴が大きくなりやがて漏水事故となってしまいます。

また問題は床の下を通っている為(床を解体しない限り)錆びていることが分かりません。

もっと古い建物だと配管が下の階の天井裏にあるので階上の使う水や排水が天井を走っているのです。

万が一水漏れがあると階上の水が天井から降ってくることになります。

鉄管は本当に気をつけたい設備のひとつです。

実際に水漏れが起きると、カビが出たり、夏はハエなどの虫も出てきます。

臭いも出るので衛生状態はかなり悪くなります。

では塩ビ管にすれば良い、と思うかもしれませんが、実は耐火と言う役割もあります。

設計段階で「ここは鉄管」「これ以降は塩ビでも良い」などそれぞれの役割があります。

塩ビ管は錆びることは無いので鉄管よりも長持ちすると思います。

さらに最近はポリ管も出ていますのでより強い管になっています。

リフォームの時には配管も見た方が良いと思います。

特に鉄管はサビで漏水が始まると直しようがないので、管の交換が必要になります。

リフォームをした後で漏水が起きると折角張り替えたフローリングを開口したりしなければなりません。

是非床の工事の際には配管の見直しをお勧めします。

排水管(鉄管)からの水漏れ

築年数43年にもなると劣化も進みます。

給水管ではなく排水管からの水漏れがありました。

上水ではない為臭いもあり、コバエが繁殖していました。

この頃の配管は鉄管で塩ビ管ではない為サビが生じます。

錆びたところが徐々に鉄をむしばみ、やがて薄くなり劣化して最後には穴が開きます。

配管スペースの中でこのような劣化が起きると直ぐには気がつかなくしばらくして、コバエ等の虫が出てきたり、臭いがしたり、カビが発生したりして気がつくケースも少なくありません。

今回はすんでいた階下から水漏れがあると言われかなり悩んでいたようですが、私達は原因を突き止めるためにはあちこち解体しながら原因を探りました。

水漏れ箇所は排水管のエルボ付近の3箇所。

しかも一滴二滴と言う量ではなくかなりの量がだだ漏れ状態でした。

その劣化した配管がこちら。

管の劣化により大きな穴が開いています。

今は配管を交換する以外にも配管内部に幕を作って延命する工法も多くあり、管の交換よりも安価で出来ます。

漏水する前に何らかの対策を打った方が良いと思います。

出来れば新しい塩ビ管に交換するのが一番だと思います。

鉄管は非常にリスクが高いので、このブログを見た方は参考にしてください。