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新橋のガス爆発事故は人為ミス?

リフォーム


2023年7月3日午後3時20分、新橋のビルで爆発事故が起きた。

2階のカフェバーの店長がタバコに火をつけ爆破は起きたので最初はこのカフェバーに原因があるものと思っていたが、7日のニュースを観るとどうやら3階で改装工事をしていた人間がガス管のフタを外したことが原因のようだ。

内装業者の作業範囲

内装業者は面材などを扱う工事業者で、範囲としては、壁の設営から壁紙や床材の貼り業務に限られる。

天井のクロスを張り替える時も直結の照明器具や、照明用ソケット(引掛シーリング)を外さなくてはならない時は、電気工事業者に依頼するのが法律で決まっています。

電気工事士の資格がない物が電線を触ることはNGだからである。

これと同じように、ガス管は都市ガス業者か、プロパンガス業者でないと工事できない。

水道管の工事は水漏れ事故が非常に怖く、工事期間中に出現しなくても、期間を経て水漏れが起きている可能性があり、損害賠償などに発展するので、まず内装業者は触らないのが暗黙のルールである。

ガス管のフタを外すのはかなり異常

一般的に水道管、ガス管、電気配線など、内装業者はできるだけ触れないのが一般常識で仮にフタが邪魔だったら、監督に申告してそのままにすべきか外すべきか判断を仰ぐ。

その上で必要であればガス工事業者に依頼をしてフタを外すのが当たり前。

勝手にフタを外すのは無知と言うか経験がないと言うか、かなり異常な行為である。

自分でわからない事は

  • 先輩に聞く
  • 上司に聞く
  • 監督に聞く
  • 顧客に聞く

などの過程を経て次の段階に移る。

つまり不確実な事は自己判断で処理するのは危険である。

仕上げにも影響が

つまりこのような知識がない経験がない者が作業をしていると言う事はガス管とかそう言うもの以外についても非常に怖い内装業者であると言わざるを得ない。

その知識や経験がない者が内装と言う仕上げに携わっていると言う事は仕上がりも「それなり」になるような気がする。

(※これは憶測で実際にはとびきり内装仕上げが上手なのかもしれません)

ガス爆発の状況

この動画はかなりの衝撃映像です。

テレビ朝日のニュースでご覧ください。

リフォームを依頼する時はこのような業者に当たらないように

これを読んでくれているエンドユーザーさんはリフォームに限らず小さな工事でも会社概要などを調べておいた方が良いかもしれません。

設立がここ1、2年の会社だと建設業の許可のない場合もあるので、安いから、だけで判断するのはとても危険です。