部屋の中のカビ

コロナ禍の中、ウイルスや雑菌などに神経質になった方も多いと思います。

こんな問い合わせがありました。

お部屋の中の窓の木枠が黒くなっているのですが、その上からペンキを塗っても大丈夫ですか?

伺って確認してみるとカビでした。

これはペンキを塗ってもまたペンキの塗膜の下から浮き出ますし、カビは死滅しません。

ではどうすれば?

カビを除去した後、乾かしてから塗ればキレイになりますし、カビが浮き出る事はないとおもいます。

ちなみにカビを落とすとこのようになります。

恐らく結露を放置してしまいカビが繁殖したのだと考えられます。

カビを除去するにはどうすれば良いかと言いますと、次亜塩素酸ナトリウム、つまりカビキラーが一番効果的です。

しかし、ちょっと待って下さい。

次亜塩素酸ナトリウムはかなり強い薬剤です。

お風呂やキッチンのシンクや調理台、それから洗面化粧台のボウル付近は次亜塩素酸ナトリウムを水で十分に洗い流せます。

洗い流せない所で使うと次亜塩素酸ナトリウムがとどまります。

臭いも残りますし成分も残るのでうっかり皮膚に付くと炎症の可能性が大きいです。

ではどうすれば良いでしょうか?

アルカリ洗剤で落とします。

その後は水で洗剤分をキレイに拭き取るようにしましょう。

アルカリ性洗剤なら多少残留しても次亜塩素酸ナトリウムのように炎症を起こす可能性は低いです。

次亜塩素酸ナトリウムはまた吸い込むと肺に影響を与える事もありますので洗い流せない所には使用しないでください。(寝室などは厳禁です)

カビは繁殖しますのでこれを吸い込む事は体に悪影響を及ぼします。

ハウスクリーニングなどでキレイに除去してもらうのが一番良いと思います。

漂白剤の恐ろしさ

カビの除去には次亜塩素酸ナトリウム

個人的な経験ですが25年程前、ハウスクリーニングをした時にのこと。

天井、壁、床全て黒いカビが生えていたお風呂のクリーニングをしました。

防毒マスクとゴーグルは必ず装着

よりによってそんな時防毒マスクを忘れます。

しかし、約束の時間に到着したので、防毒マスクをせずにカビキラー原液をスプレーで噴霧します(噴霧と言っても泡がでるスプレーボトルです)。

防毒マスクの代わりにタオルを口と鼻に押し当てお風呂全体に噴射しました。

その後、カビを落とす作業をしなければならなかったので次亜塩素酸ナトリウムの箱の中に最低30分位いたのです。

ちなみに「カビキラー」を使用しましたが、プロ用は市販のものより強力です。

2週間も喘息のように

垂れてきた漂白剤は服に付くとそこだけ模様が消え、白くなる程強いです。

無事仕事は終わりましたが、それから1週間、喘息のような症状になり、咳が止まりません。

特に寝ている時に咳で目が覚めると言う状態は、2週間に及びました。

肺の中に次亜塩素酸ナトリウムが入り込んだと言うことだと思います。

肺炎なのか喘息なのかとにかく苦しい日々でした。

このような経験から肺に入れない、目にもいれないと言うのは体で覚えました。

カビキラーで掃除する時、体を守る為の注意

  • 原液を素手で触らない(ゴム手袋をはめる)
  • 防毒マスクをする
  • ゴーグルをする
  • 捨てても良い服で掃除する
  • できれば頭もカバーする

死なない為の注意点

酸性の洗剤と混ぜないこと。塩素ガスで死亡します。

質問あればお気軽にどうぞ

浸水の時の雑菌について

床上浸水の被害に遭ったおうちの壁と床を解体しました。

出来る限り濡れた壁の一部と床の剥がしをしました。

壁には緑のカビやオレンジ色のカビが出ています。

壁の石膏ボードが水を含みカビの生えやすい環境になっていました。

床も緑のカビが生えていたのですが、気になっていたのはその下の断熱材(グラスウール)が水を吸っていて、全く乾いていなかったことです。

湿っていると言うのではなく、水がそのまま溜まっていたと言うような状況でした。

床下はベタ基礎ではなく土があります。

この上に、湿気止めの為と思われるビニールが全体を覆っていてこのビニールの上に水が溜まっていました。

これらを撤去している時、ドブ川の臭いがしていました。

濡れてカビの生えた板や、先程のビニールを素手で掴んでトラックまで運んでいました。

しばらくしたら掴んでいた指の先や爪の中などがヒリヒリし始めます。

勿論直ぐに水で洗いましたがそのヒリヒリは治らなかったので、念のためアルコールで手を拭きました。

それでもあまり改善はされず自宅に帰ってお湯と石鹸で念入りに洗い落としました。

ここまでしないとヒリヒリ感は収まらなかったのです。

浸水被害の復旧作業時の注意点として雑菌が予想以上に多いので綺麗に洗い流すことがありましたし、何よりもその雑菌のついた手で目や鼻を触らない事を聞いていたのでそこは十分に注意して作業をしました。

それにしても雑菌の強さを思い知った今日でした。

もし、手に小さくても傷があったら破傷風になっていたかも、と、思うとゾッとします。

一般的な環境ではなく、浸水後は雑菌が多いと言うことは良く覚えておくべきだと思います。

今日は雑菌の強さをお伝え出来れば良いなと思います。

こういう時の雑菌は甘く見ない方が良いですね。

窓の黒い汚れはカビだった

窓(サッシ)のコーキングにはカビが付きやすいです。

特にお風呂は湿気が多いのでカビが多く発生しますが、サッシのゴムにはカビが入り込んでしまいます。

ユニットバスを交換するとユニットバスは新品になりますが、マンションの場合サッシはそのままになります。

サッシに付着しているカビはそのままです。

新しくなったユニットバスにはカビはすごく見苦しいのでコーキングを打ちなおしました。

上の画像は窓枠は新しくなっており、窓枠とサッシのコーキングがユニットバス組み立て業者がコーキングをしています。

サッシのコーキング(しかもカビが染み込んだ)が目立つ結果になったので、サッシのコーキングを打ちなおしました。

以前コーキング用のカビ取り剤(ジェル状)を販売していたのですが、東日本大震災の時に依頼していた所が被害に遭いその後生産ができなくなりました。

また同時期に少し柔らかすぎるジェル状のカビキラーが登場しましたので、価格の差もあり断念しました。

生産していた物はジェルが蒸発せず、且つ垂れないことで狙ったポイントのカビを落としていたのですが本当にもったいないです。

今はコーキングを新しくすることで対応しています。

お風呂のクリーニング

お風呂のカビ。

夏の今の時期はカビの発生が活発になります。

特にお風呂のカビが多くなる時期です。

ハウスクリーニングはこんな時に有用です。

お風呂のクリーニングはカビ以外にも石鹸カスや垢の除去なども行います。

浴槽の下は垢、石鹸カス、カビ、髪の毛がこびり付いているケースが多々有ります。

このこびり付いている汚れ、これが臭いの問題やハエの発生を引き起こします。

カビは次亜塩素酸を使用して除去します。(ただし、薄いカビの場合は強アルカリ洗剤で処理することもあります)

石鹸カスの除去や垢の固形化した汚れは酸性洗剤で除去します。

しかし!

ここが一番危険なことなので、よく覚えておいてください。

それは酸性洗剤にも、次亜塩素酸洗剤にも「混ぜるな危険!」と記されています。

これは塩素ガスが発生しますので決して混ぜないで下さい。

塩素ガスはナチスドイツで使用された殺人ガスなのです。

これをクリーニング業者はうまく使い分けて作業しますので、ご安心下さい。

それから鏡の水垢なのですが、これは落とせないとお考えください。

鏡の水垢を除去する為に傷がついたり稀にくもったりすることがありますが、ここは保証できませんので鏡は交換をお勧めしています。

カビが目立つようになったり、石鹸カスが気になり始めたらハウスクリーニングが解決します。