それは突然やってくる

今日も終業の時間になった頃、1本の電話が。

「事務所の照明の送りが正しいかどうか分からない」とお世話になっている会社から連絡が入りました。

「申し訳ありませんが、画像を送ってみてください」とお願いしました。

すぐに画像は送られてきました。

しかし、画像をみても何ら問題ないのです。

でも点灯しないところがある、と言うので再度画像を送ってもらいましたが、原因不明。

やはり現場を見ないと分からないと思い、都心に急行。

夕方なので国道の上り線は渋滞もなく原宿まで30分ほどで到着。

よく見ると送り線が接続されていなかったのです。

そりゃ点灯しないはずです。

電気が送られていないのだから。

リフォーム業者さんがつなぎ忘れたのだと思います。

たまにはこんな事もあるさ、と思った今日です。

電気工事はリフォームの時に

電気の配線工事はリフォームの時に一緒に行った方がコスト削減になります。

例えばチャイムをモニター付きインターホンに交換するとか、洗面ボウルを洗面化粧台にグレードアップする時は今まで使っていなかった電気が必要になります。

電気が必要という事は電源から(分電盤から)配線をしなければなりません。

電気工事だけの場合は配線をプラスティックのモールで壁に露出配線しなければならず、結構格好悪く且つ邪魔です。

ところが壁内に隠蔽配線すればインテリアから考えても露出配線がないので綺麗にできるのです。

それから隠蔽配線する為に壁を部分的に開口しなければなりませんが、クロスを貼り替える工事もあるのなら開口部を復旧しクロスでお化粧すれば配線の工事跡は全くなくなります。

工事中は確かにある配線と穴の開いた壁。

そして必要な場合は天井も開口します。

部屋をまたいで配線する場合どうしても必要ない工事です(ただ、梁で配線を通せない場所もあります)

モニターホン用の配線をしたので通信線と電源供給用の線が出ていますね。

数ワットのモニターホン単独で新たな小ブレーカーを専用配線するのは、もったいないのでモニターホンの下にコンセントも送り配線で新設しました。

クロスの貼替を行うのであれば開口がいくつあっても仕上がりに影響はありません。

モニターホンとその下のコンセントは新設したものです。

リフォームを有効にすれば、電気工事単体で行い、後に内装工事を別々にやるよりも時間も費用も抑えられるのです。

これは水道配管工事も似たような事が言えます。

余談ですが築年数が30年以上経過して配管が気になる(漏水しないか)場合でも全体のリフォームをする時に同時に配管交換をすれば時間も費用も圧縮できます。

新規に電気配線

賃貸のお部屋をリニューアルすることになり、今までチャイム(電池式)だった物をモニター付きのインターホンに。

また、洗面室は陶器の洗面ボールと鏡だけだったので洗面化粧台を設置することになりました。

となるとインターホンにも、洗面化粧台にも電源が必要になります。

分電盤から新たに配線します。

インターホンへは壁の中、洗面室には天井裏を通してそれぞれ配線します。

幸いにも壁は部分的に解体してだけで配線できました。

ただ、分電盤から洗面室への配線は天井を開口したまでは良かったのですが洗面室天井との間にブロックの壁が立ちはだかったのでハンマードリルで直径1センチ程の孔を開けて線を通し何とか分電盤と洗面室をつなぐ事ができました。

こう言う配線は壁や天井を開口してみないと正直どうなっているかは分かりません。

開口してみると全く通せない場合もあります。

今回は無事に配線が出来ました。

コンセントの移動

コンセントの移動と配線方法

コンセントを離れた位置に移動するには2つの方法があります。

1つは電源ケーブルを露出して配線する方法。

もう1つは壁の中で配線する方法。

内装工事が終わるとこのようになります。

もちろん壁の中で配線する方が後々見栄えは良いですね。

ただ、壁がコンクリートの場合は壁の中に配線できるのは新築工事の時だけで、もう少し深く言えば設計段階で配線は決まっています。

コンクリートの中の配線はCD管を使ってコンクリートを打設する前に配管するのでコンクリートが固まったら後では何もできません。

そのような場合は露出配線しかできない事の方が多いです。

木造住宅では木組みに石膏ボードを張って壁を作るので中は空間になっていますので隠蔽配線が可能です。

まず大工さんが壁を剥がす。電気屋さんが配線をし直す。その後大工さんが壁を復旧し、クロス屋さんが壁紙を貼る。と言う工程が必要です。

コンセント増設の工事の実例

床を開口し左にあるコンセントから分岐します。

床の下にケーブルを通して右の押入れの中までケーブルを通します。

使いやすい位置にコンセントを設置し電線を接続します(その画像はありません)。

コンセント移動の工事の実例

下の画像は既に開口していますが、元々のコンセント(線が見えていると思いますが)の位置から左に15センチ移動させます。

この場所に家具を置く為で、家具がコンセントをふさいでしまう為に移動を依頼されました。

他にも電子レンジ用ラックとか冷蔵庫を置く為コンセントの位置を移動しました。

内装工事をする前の段階なので壁にいくら穴を開けても塞げばよいので全く問題ありません。

ただし、工事としては手間が掛かり、たかだか10センチ横に移動するのにも間柱が邪魔をするのです。(間柱にドリルで穴を開けケーブルを通します)

(画像は中途半端で見づらいかもしれません。ご了承下さい)

壁の中で配線位置を変えることが出来たので内装が終わるとどこからどこに移動したのかは分からなくなります。

結論:隠蔽配線を内装工事の前に行いましょう

例えばエアコン用のコンセントが必要な場合は分電盤から単独で配線する必要がある為、壁や天井をかなりの数開口をしなければなりませんので電気工事、大工工事、内装工事が開口箇所に応じて必要になります。

電気配線工事は内装工事を伴うリフォームの時に同時に行う方が工期も短くなりますし内装がキレイに仕上がります。

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チャイムをモニターホンにする為の電気工事

電池式のチャイムをモニター付のインターホン(ドアホン)にしたいとのご要望があり、電源を新たに配線しました。

通常はコンセントから露出配線でモニターホン用の電源を確保するのですが、今回は内装工事も行うので出来れば壁内に配線して欲しいと言う内容。

壁内に配線するとなると、分電盤から新たに電源を引くので、ボードを剥がし、下地に穴を開けて配線しなけらばなりません。

ただ、今回の物件は壁内にかなりの隙間があり、工事はしやすかったです。

扉の上から扉の右側に配線しました。

配線が飛び出ているのが分かると思います。

分電盤から比較的近い位置にあったので工事をお請けしましたが、電源を必要とする位置がこの分電盤から遠くなれば遠くなるほど壁や天井に穴を開けなければならなくなり、かなり大工さんの仕事が増えますので、費用も高くなります。

通信線はチャイムの線を利用しますので新設はしません。

今までチャイムだったので来客者の顔が分かるのです防犯上かなり役立ちます。

簡単に設置する場合はチャイムの所からモールで通信線を露出配線して、電源は延長コードなどを利用して設置出来ますので、お手軽に交換する場合はコード付のモニターホンにした方が良いと思います。

単独で配線したので、モニターホンだけではもったいないので、その下まで分岐配線してコンセントを増設しました。