水栓カートリッジの交換
今日はKVKと言うメーカーの洗面台の水栓カートリッジの交換です。
水栓(蛇口)から水漏れがあると、昔はパッキンを交換しました。
昔は、と言う言い方が良いか悪いかはさておき、くるくる回して水を出す蛇口は構造がシンプルだったので、いわゆるコマと呼ばれるパッキンとくるくる回す付け根辺りに付ける三角パッキンを交換すれば良かったのですが、シングルレバー水栓はカートリッジと呼ばれる物(アッセンブリーのパッキンとでも言いましょうか)を交換します。
カートリッジの型番はPZKM110Aです。
まず、レバーを外します。(まん丸のメッキの蓋を外して、ネジを緩めます)
あ、その前に水を止めて…(今回は止水栓があるので元栓は止めません)
次にカートリッジを固定しているネジを外します。
カートリッジを外します。
ちなみに、TOTOはこれをバルブと呼びます。(メーカーによって呼称が違うので注意)
中に異物やゴミが無いことを確認します。(あれば取り除きましょう)
新品のカートリッジです。
新しいカートリッジを取り付けます。
カートリッジをよく見ると手前という文字があるのでそれを自分の方に向けて取り付けます。
カートリッジをきちんと固定する為に輪状のパッキンが浮かないように本体にきちんとはめ込みます。
その後は外した順の反対の順で取り付けていきます。
新しいネジがカートリッジに同梱されているので新しい物を使って締め込みます。
これで完了です。
交換前は下の画像のようにカウンターが水漏れでビショビショになっていました。
カートリッジを交換すれば直ります。ただ、このように水浸しになる場合、壁にカビが生えたり、そのまま床に垂れて、最悪知らないうちに階下への漏水にならないように注意しましょう。