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ナショナル製ミニキッチンの換気扇交換

キッチン ダクト換気扇 換気扇


ナショナル製ミニキッチンの換気扇が動かなくなった

ナショナル製ミニキッチンと言うとすでに10年以上は経過していることがわかります。

(2008年10月、ナショナルからパナソニックに社名変更しています)

また建物の築年数が30年以上経っていることからかなり古い換気扇だと判断できます。

調査に行くと換気扇は全く動いていません。

スイッチをONにしても「ブー」と言う電気音はしますがファンは止まったまま。

 

ファンが回らなくなった換気扇は火災に注意

回らない換気扇のスイッチをONにしたままにするとモーターが過熱しますので必ずOFFにしてください。

火が出る可能性がありますので、ご注意下さい。

 

Panasonicの後継機種

今回はかなり古いのでPanasonicに問い合わせて後継機種の型番を教えてもらい発注しました。

 

後継機種をメーカーに聞いたのに・・・

しかし、入荷したこの後継機種とダクト径が違ったので日を改めての工事となりました。

(ダクトとは丸形の金属の管で、直径100㎜と150㎜などがあり外部に空気を輩出します)

交換時に問題がないようにメーカーに聞いたはずなのに、不親切です。。。

新しい機器が100㎜に対して既設の配管が150㎜なので、100を150にする為の接続部品が必要になります。

 

古い換気扇がはずれない・・・

ダクト管と本体が(フレキ管ではなく)ガッチリと固定されていて下から換気扇を取り外すことができません。

(※現在は自由に曲げられる管で接続しているので外すのは難しくありませんが、古い建物は塩ビ管でガッチリ固定されています)

 

外れない換気扇…

今の換気扇は分割できるので簡単に外れますが30年以上前の製品なので交換のことを前提にしていない作りです

 

壁を壊さないと外せない

壁を壊すとなると、石膏ボード、クロスの張替工事が必要になるので点検口を設置することで工事の工程を省きます。

 

ダクト管と本体が結合している所の壁に穴を開けます。

 

ダクト管と換気扇を分離します。

 

フレキダクト管を既存の管に接続して新しい換気扇を取り付けます。

 

点検口を取り付け、動作確認をします。

 

古い換気扇交換は費用が掛かる場合がある

前述の通り壁を壊すと次の工事が増えます

  • ボードの張替え
  • クロスの貼替

その分費用もかさみますし、一日では終わらなくなります。

点検口を設置することで費用を抑えました。(点検口の料金はプラスになります)

トイレ、浴室の換気扇の工事よりも時間も費用も今回のように高くなる場合があります。

ご質問などあればこちらまでお願いします

なぜこのように工事の工程が増えたかと言いますと、新築の工事の際、ミニキッチンを取り付けた後ダクト管を接続し、さらにその後にミニキッチンの上部を囲うように垂れ壁の設置の順だったのです。

それを考えればたれ壁を全部解体して、ダクト管を外しておけば割とスムーズに工事ができたのですが、復旧費用がかかりますので費用と工事時間を最低限に抑えたと言う訳です。

このようにリフォーム工事は想定外の事が起きるので金額が増える場合があります。

 

2日間にまたがった工事

今回の工事は必要な部材(ダクト管の接続部品、点検口)の用意がなかったので一日目の工事は状況確認だけになってしまいました。

別日に部材を揃えたうえでお邪魔して工事を行いましたので結果2日間になりました。

無事に交換が終わり排気もスムーズになりました。