ナショナル製ミニキッチンの換気扇交換
ナショナル製ミニキッチンの換気扇が動かなくなった
ナショナル製ミニキッチンと言うとすでに10年以上は経過していることがわかります。
また建物の築年数が30年以上経っていることからかなり古い換気扇だと判断できます。
調査に行くと換気扇は全く動いていません。

スイッチをONにしても「ブー」と言う電気音はしますがファンは止まったままです。
ファンが回らなくなった換気扇は火災に注意
回らない換気扇のスイッチをONにしたままにするとモーターが過熱しますので必ずOFFにしてください。
火が出る可能性がありますので、ご注意下さい。
Panasonicの後継機種
今回はかなり古いのでPanasonicに問い合わせて後継機種の型番を教えてもらい発注しました。
後継機種のはずが・・・
しかし、入荷したこの後継機種とダクト径が違ったので日を改めての工事となりました。
異形ソケットを入手しなければならない為です。
さらに不幸なことが・・・
ダクト管と本体が(フレキ管ではなく)ガッチリと固定されていて下から換気扇を取り外すことができません。

今の換気扇は分割できるので簡単に外れますが30年以上前の製品なので交換のことを前提にしていない作りです
ダクト管と本体が結合している所の壁に穴を開けます。

ダクト管と換気扇を分離します。

新しい換気扇を取り付けます。

点検口を取り付け、動作確認をします。

工事の工程が増える
壁を壊すと次の工事が増えます
- ボードの張替え
- クロスの貼替
上記の作業が増えると費用もかさみます。
お客様も想定外の出費になるので点検口を設置しました。
開口を四角にしたのは点検口を取り付ければ最低限の費用で済むからです。
トイレ、浴室の換気扇の工事よりも時間も費用も今回のように高くなる場合があります。
ご質問などあればこちらまでお願いします
なぜこのように工事の工程が増えたかと言いますと、新築の工事の際、ミニキッチンを取り付けた後ダクト管を接続し、さらにその後にミニキッチンの上部を囲うように垂れ壁の設置の順だったのです。
それを考えればたれ壁を全部解体して、ダクト管を外しておけば割とスムーズに工事ができたのですが、復旧費用がかかりますので費用と工事時間を最低限に抑えたと言う訳です。
このようにリフォーム工事は想定外の事が起きるので安易に工事費を言えないのです。