追い炊きのないお風呂を追い炊きがあるお風呂にする
追い炊きがあるとお風呂は後から入る人が助かりますよね。
特にお父さんは仕事から帰ってお風呂に入るとなると、子供たちが入ってから数時間の差がある場合はかなりぬるくなってしまう。
お父さんが入る直前にお湯を沸かし直せば適温になります。
追い炊きがない場合はこの2本の管がありません。
つまりこの2本の管は浴槽から給湯器に行って加熱されたお湯が浴槽まで戻って来る大切な管なのです。
ただ、このようにエプロン(浴槽の前面カバー)を外さなくても分かります。
湯舟(浴槽)上から見れば追い炊きがあるか、ないか一目瞭然です。
下の赤丸の箇所にお湯が出てくる穴がない場合は追い炊き機能なしです。
次の写真の赤丸が追い炊きのお湯が出てくる穴です。
元々追い炊きの無いところに追い炊きを追加することは出来るかどうか。
単に出来るか出来ないかと言えば殆どの場合が出来ます。可能であります。
ただし、予算には限りがありますから、工事の内容によっては断念せざるを得ないことも多々あります。
私たちは必ず現地調査と言う工程を経て見積書を提出します。
また、マンションの規約(理事会での規則)などによって工事が出来ないとされている場合もあります。
それは追い炊き機能を追加すると給湯器の能力を上げなければならないことがあり、マンションでは給湯器の能力を全世帯で上げられるとガスの供給能力が追いつかなくなるからなのです。
ただ、一戸建ての場合は追い炊きにする工事は上記のような問題はありませんので、楽に出来ます。
追い炊きをお考えの場合は一度現地調査をした上で予算内で出来るかどうかを検討された方がよろしいかと思います。
一例として、マンションで床下に配管が出来、お風呂まで配管が出来たことがあります。
そのケースですとお風呂の交換、配管工事、給湯器の交換工事など全て含めて100万ほどで出来ました。お風呂の交換工事が70万、配管工事が15万、給湯器交換工事が20万(床の工事は別途です)でした。