洗浄便座ノズルから水が出ない時の対処方法を解説します
シャワートイレのノズルから水が出ない
この記事は以下の2つの方法について書いています。
特に購入についてはいくつかの注意点があります。
- 修理する
- 新しく購入する
お客様から、INAX社製のシャワートイレ(便器一体型)のノズルから水が出ないと連絡があったので確認に行きました。
本来ならノズルの先端から局部に水が出るはずなのに出ない。
ノズルの先端ではなく奥の方で水が出ています。
動画でご確認ください。
修理をするか交換をするか・・・
こわれたら「新しくする」か「修理をする」か。
単に壊れた箇所を修理してもあまり長持ちしないんだったら新しくした方が良い。
買って間もないのであれば修理をした方が良いだろうし。
などと考えていませんか?
どちらがコストパフォーマンスに優れているか深掘りしたいと思います。
安価におさえたいならとりあえず|メーカーの修理部門に電話してみる
例えばあと1,2年でリフォームするとか、引っ越してしまうとかの場合、応急的な修理が必要と言うこともあるでしょう。
修理が可能かどうかはメーカーに確認しなければわかりません。
買って10年くらい。。。
修理できるかどうか微妙なのでメーカーに電話して聞いてみましょう。
※ちなみに、洗浄便座は精密機器ですので町の水道屋さんでは修理は出来ません。
電話する前に調べておくこと
- お使いの洗浄便座のメーカーを調べる
- 洗浄便座の型番を調べる(たいてい、フタの裏側に記してあります)
- メーカーのメンテナンスに連絡(各メーカーの修理部所電話番号はこちらに一覧があります)
メーカーに修理依頼の流れについて
メーカーメンテナンスではまず現場で状況を確認します。
この確認作業の為の費用が出張費で、修理不可能と判断しても、出張費は必ず発生します。(残念ながらタダではありません)
修理の部品があればすぐに修理できますが、部品がない場合、部品調達まで日数がかかる場合は再度訪問してくれます。
部品代と交換費用(技術費とも言うようです)が別途かかります。
修理が出来ない時は新しい物を勧められます。
注意点としてはメーカーなので定価販売です。
15年以上使用の場合、ほぼ修理不可
メーカーが製造を中止して10年経過すると部品の生産も終わります。
製造終了から概ね15年で部品の供給が終わりますのでこの場合は修理はできません。
廉価版洗浄便座なら修理より買い替えがお得
その理由は・・・
- 廉価版はそもそも修理ができない(修理用部品の用意がない)
- 修理費と同額か、修理費の方が高くなることがある
廉価版とは、例えば29,800円で家電量販店やホームセンターで買った安い商品は廉価版です。
正規品はTOTO製だと定価で93,000円します。(2023.8.1現在)
TOTOも廉価版を出していますのでTOTOだからと言って正規品とは限りません。
自分で交換できる人はDIYで!
自分で交換する自信があればホームセンター、家電量販店、ネットで購入するのが一番安上がりです。
職人の作業代金(人件費)がまるまるいらないからです。
発注ミス多発!ネット注文はここをミスしないように
ネットは安いので型番などを確認することはもちろんなのです。
一部の便器は一般的な洗浄便座が設置出来ないタイプもあります。
交換できない洗浄便座はこれ!
一般的な洗浄便座を取り寄せても交換出来ない機種が2種類あります。
- タンク一体型便座(洗浄便座がタンクまでつながっていて「一体」になっている)
- INAXのカスカディーナ
1.タンク一体型便座
交換できないのは洗浄便座+タンクの一体型便器
タンク一体型の場合タンクと洗浄便座が一体なので洗浄便座だけを交換することができません。
このトイレを使用している場合はネットで注文はしないでください。
タンク一体型洗浄便座が壊れた時の対処方法
まず型番を調べてメーカーに問い合わせます。(型番は便器や洗浄便座に記載がありますが、なければ保証書を調べましょう)
型番から「修理が出来る」とか「代替品がある」と言われたらOKですが、出来ないと言われたら、リフォーム会社でリフォームを依頼しましょう。(メーカーだと定価販売になりますので)
2. INAXカスカディーナの場合
INAX社製のカスカディーナを使用していて洗浄便座を交換したい場合は選択肢が限られます。(市販の洗浄便座は取付できません)
LIXIL社製のみです。
水廻り工事はプロに交換を依頼する方が結果お得
素人が手を出すと水漏れが発生知る可能性もあるので、プロに任せたいと言う方はある意味賢明です。
素人の方の意外と多いミスが接続部分からの水漏れ、締めが甘かったり、パッキンを入れ忘れたり、耐圧ホースがねじれてそのねじれが戻る力でネジが緩んだりすることもあります。
在宅の時に漏れがわかればまだしも、自宅にいない時に水漏れが起きるとちょっと大変です。
プロに任せると、仮に水漏れが発生しても保証してくれるから安心です。
※弊社はリフォームの損害保険に加入しています。
結論:修理よりも交換がおススメ
なんだそんな落ちか、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、交換工事、既存機器廃棄処分、搬入・搬出、万が一の保険があって新品の洗浄便座になる。
これらが揃っているのがプロの工事です。
DIYで安くあげる事も素晴らしいことだと思います。
リフォームを予定していてそれまでを修理で延命措置をする。
引っ越しを予定していてあと少ししか使わない場合、などは修理すべきだと思います。
ただし、一般的には
修理をしても今度は別の箇所が壊れることもあります。
修理費を何回か支払うことを考えると、コストパフォーマンスが悪いとも言えます。
10年過ぎて故障したら、思い切って交換をする、これが今回の結論です。
TOTOのウォシュレットに交換します【エリア限定】
エリア限定になってしまいますが、TOTOのウォシュレットに交換するサービスを始めました。
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