門柱灯
マンションの門柱灯を交換。
古くなった門柱灯。
元々門柱灯とは門の上や塀の上の照明です。
松明(たいまつ)などの「火」をイメージしていて、建物の目印として、またお客様を迎え入れる明かりとして配置します。
暗く最低限の明かりがあれば良いと言う建物はイメージとして寒く冷たい無機質な感じがありますが、
ウエルカムの明かりとしてデザインされていると帰宅時にもほっとする感覚があると思います。
ただ単に明るくすれば良いと言うことではなく飽くまでも迎え入れると言うイメージが建物のグレードをアップすることもあります。
さて、今回は8個あった門柱灯のご覧の丸いガラスのカバーにヒビが入りました。
1つカバーだけ交換すれば良いのですが20年経過しているので部品としての在庫はありません。
似た形の物で交換します。
新しい器具は小泉照明です(AU40277L)。
これが新しい器具ですが新しくしたかどうか、一発でわかる人はまずいないと思います。
ほぼ同じ形ですが一つだけ問題があるのが丸い球を受ける下の黒い円柱の直径が古いものより小さい為電線の方に水が入るようにはなってしまったので、耐熱耐紫外線のプラスティックを浸水を防ぐためのカバーを別に取り付けました。
さらに脇からの浸水。防ぐために変性シリコンでシールしました。
表面張力で水が厚く盛り上がっていますが、配線部分に浸入することはありません。
この雨仕舞を配慮して工事を行いました。
今はLEDのみになっているので数年(約40,000時間なので計算上は7年間)は切れることは無いと思います。
単なる電気業者の交換だと「雨仕舞」までは考えて工事は行いませんが、私たちは長くお付き合い出来るように信頼して頂けるような配慮をしています。