量販店の工事部に断られる隠ぺい配管のエアコン設置|価格あり
隠ぺい配管のエアコン設置工事
今回も隠蔽配管の工事です。(隠蔽(いんぺい)配管とは壁の中に納まっている見えない冷媒管です)
エアコン設置の工事時間は概ね3時間くらい。
壁からニョキっと配管(冷媒管)が出ています。

上の画像はエアコン室内機の設置場所です。
室外機はベランダに設置しますので、ベランダにも冷媒管などがニョキっと出ています。
つまり室内機と室外機の間の冷媒管は壁や天井、床下に埋め込まれています。
隠ぺい配管の問題点
- 室内側の冷媒管の長さが足りない
- 連絡線(渡り線)の長さが足りない
- ドレン管が壁の奥の方にあり手が届かない
- ドレン管に亀裂がある
などがあります。
中には冷媒管が折れ曲がっている場合もあります。
そういう場合は壁を壊さなくてはならなくなります。と言う事は修復工事が追加になります。
なぜ、このようなことが起きるかと言うと、隠蔽配管をする時にエアコンを設置する側の事を考えていないので、冷媒管がどれくらい出ていれば良いか、連絡線やドレン管がどれだけ出ていれば良いかを知らないまま壁の造作をしてしまうのです。
エアコン設置業者から見ると「なぜ?こんなに短いのか?」と思うのですが、壁をふさぐ新築の大工さんもしくは冷媒管を配管する人間がエアコンの知識のない電気屋だったりするのでいい加減に終わらせてしまい、また現場監督もエアコンの知識がなければそのままOKを出してしまうのだと思います。
室内機・室外機共に冷媒管を加工
室内機側の冷媒管が足りない場合は延長します。
2センチ、3センチ足りないケースは一旦10センチとか15センチ切断して延長します。
2センチなどの延長が出来ないからです。
隠ぺい配管ではないケースだと冷媒管を延長したり切断したりすることなくスムーズにできます。
出ている冷媒管が短いとそれだけで作業だけで30分~40分時間が掛かります。

ドレンは壁の中の予め配置してあるドレン専用の管に排出する様になっています。
これも配置しているドレン管が壁内で手を突っ込んでも取り出せない場合は壁を壊して配管をやり直します。
室内機の設置の次は室外機
一つ一つ着実に接続していきキレイに収まりました。

次は室外機。
室外機も冷媒管が短ければ延長をします。
本当はあまり途中でつぎ足しはしたくありません。
冷媒ガスの漏れの原因になる可能性を含んでいるからです。
でも短い場合は延長せざるを得ません。
これは連絡線も同じことで短い場合は室外機に届くように延長します。
※ここで「連絡線は延長できないので工事が出来ません」と言って帰ってしまう家電量販店の工事業者とは違い、必ず使えるようにします。
※メーカーは連絡線の延長は禁止事項として扱っています。何故それを禁止事項にしているのか理解できません。と言うのも各部屋にあるコンセントは分電盤から天井裏や壁内では途中からコンセント、スイッチ、照明器具用に分配されているからで、ではそれが何らかの問題になるかと言うと決してそんなことはないのです。にもかかわらずエアコンの室内機と室外機を単純に接続する線が途中で継いでいるとNGと言うのは何がダメなのでしょうか?

設置が終わったら冷媒管の中に空気が残らない為の真空引きをします。
これが終わったら試運転をさせて頂き、問題なければ完了です。

工事価格(目安)
今回の工事費は以下の通りです。
金額は4万円前後です。
冷媒管の繋ぎ直し、連絡線の延長、(フレアナットや冷媒管などの必要部材含む)
保証出来ない項目について
既存の隠蔽配管は保証できません。(天井、壁内に収まっており目視出来巻ない事と、古い冷媒管ですのでピンホールや劣化の可能性がある為)
※ 交換前のエアコンは何の問題なく動いていたので隠蔽配管を保証して欲しいとのご要望もありますが、保証は出来ません。
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