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寒い部屋は窓のせい?【手軽にできる対策もあります】

サッシ 断熱 暮らし


窓からの冷気が入ってくる

全ての原因が窓にあると言う訳ではありませんが、窓から冷気が入ることは壁に比べて大きいのは一目瞭然でしょう。

特にアルミサッシで一枚ガラスは外の冷気が直接部屋の中に入る入り口です。

アルミの熱伝導率は非常に高く真冬窓のアルミを触ると本当に冷たいことがわかります。

ついでにガラスも触ってみてください。ガラス1枚だとその熱伝導率が高いこともわかると思います。

部屋の暖かさは窓から出ている

熱伝導率が高いと言うことは部屋の暖かい温度は外に出て行っています。

「熱量保存の法則」を考えると寒さが入ってくる分暖かさが出ていくのは中学校の時に習った通りです。

せっかく温めた部屋も温度が上がらないのはどうやら窓が一番のロスポイントのようです。

暖かさを保つには

  • 市販の断熱材を貼る
  • ガラスを複層ガラス(ペアガラス)にする
  • 窓の内側にもう一つ窓を設置する

1. 市販の断熱材を貼る

● 市販の断熱材を貼るのは一番手っ取り早くて安価な方法です。

 ニトムズ 窓ガラス 断熱シ-ト フォ-ム 10M 水で貼れる 結露防止 幅90cm×長さ10m 1枚入 E1534などがありますので参考にしてみてください。

● 厚手のカーテンをつるす

 カーテンを吊るすのも1つの手です。メーカーではその設定はありませんが、窓とカーテンの間の隙間を出来るだけなくすことで空気層を作れれば多少解消すると思います。(厚手で裏地があり丈の長さが床で余る位、できればカーテンボックスがあるとなお良いと思います)

2. 複層ガラスにする

 複層ガラスにすると熱効率がかなり良いので外からの冷気も部屋からの暖気が逃げることが少なくなり、かなり低減できます。

既存のサッシのガラス(単板)を複層ガラス(ペアガラス)に交換すると言うやり方もあります。

サッシ枠だけ残してその上から新しく枠を取り付けて新しい窓を取り付ける工法があります。カバー工法と言いますが、この方が断熱をより意識した造りになっています。

いずれのメーカーも樹脂を採用していて部屋内には樹脂で断熱性を確保しています。

注意点として、戸建ての場合は全く問題ないのですが、マンションは窓は共有部なので管理組合の許可なく勝手に窓交換をすることはできません。

メリットとしては断熱性能がかなり上記3つのうち一番効果が高いことと見た目も綺麗です。ただし最も高額になります。

3. 窓の内側にもう一つ窓を設置する「二重サッシ」と言う考え方

今あるサッシ枠を利用して部屋側にもう一組窓を設置する工法です。

これらの製品はどのメーカーもアルミではなく樹脂サッシです。樹脂にすることによって熱伝導率を極端におさえます。

結論

1.安価で手軽に対策できる

ニトムズ 窓ガラス 断熱シ-ト フォ-ム 10M 水で貼れる 結露防止 幅90cm×長さ10m 1枚入 E1534や厚手のカーテン。

安価で出来ますが、断熱性は低いです。

2.二重サッシ

次に工事が必要になりますが二重サッシ。

断熱性はかなり高いですが、サッシが二重になるので開け閉めが面倒くさくなります。

3.カバー工法のサッシ

最後に一番美しく効果が高いものが窓ガラスとサッシを新しくするカバー工法のサッシ。冬に起きる結露もかなり防いでくれます。

価格は高いですが、断熱効果が高く美しいです。さらに面倒くささはありません。

上記「カバー工法」と「二重サッシ」は夏の酷暑の時の外の熱気を中に入れない効果もありますので、今や1年の大半を閉める夏と冬の光熱費を考えるとかなりの恩恵があると思います。

参考としてご覧ください

これらがどれくらいの効果があるのか数字として(2.と3.について)説明があります。

広告を含んでいますが数字などがありその効果がわかりやすくなっています。

寒さ他の原因

長年リフォームの仕事をしていますが以下のことが原因の場合もあります

  • 断熱材が少ない、もしくはない
  • 床下が空洞の場合は寒さが床から来ます
  • 隙間がある
  • など

私は経験として「二重サッシ」が価格的にも断熱効果もお勧めです。