エアコンの為のコンセント移設

一戸建ての2階の洋室。

エアコン用のコンセントはあるのに、エアコン用の穴がない…

それなら穴を開ければ良いのですが、

と思ったら穴を開けたくても壁の外側は雨戸の戸袋がある。

まさか雨戸にも穴を開ける訳にはいかない(雨戸に穴を開けて配管したら雨戸は閉まらなくなる…)。

雨戸のない方の壁に穴を開ける事にしましたが、今度はコンセントが遠い…

窓の左側にエアコンを設置すると電源が窓の右側にあるので、エアコンから延長コードで延長することも出来ますが、リフォームをするなら、うち壁に配線をしたいのです。

何故こんな設計にしたのか分かりませんが、住む人の気持ちを考えてもらいたいものです。

窓の右側にあったコンセントを壁の中を通して延長します。

電気工事に加えて壁を解体し復旧する大工工事が必要です。

何はともあれ電気配線を延長し左側にコンセントを移動。

エアコンの冷媒感用の穴を開けてコンセントを移動するので、エアコンも簡単に設置できるようになりました。

コンセントの移動

コンセントを離れた位置に移動するには2つの方法があります。

1つは電源ケーブルを露出して配線する方法。

もう1つは壁の中で配線する方法。

もちろん壁の中で配線する方が後々見栄えは良いですね。

ただ、壁がコンクリートの場合は壁の中に配線できるのは新築工事の時だけで、もう少し深く言えば設計段階で配線は決まっています。

コンクリートの中の配線はCD管を使ってコンクリートを打設する前に配管するのでコンクリートが固まったら後では何もできません。

なので露出配線しかできないのです。

木造住宅では木組みに石膏ボードを張って壁を作るので中は空間になっていますので隠蔽配線が可能です。

ただ、間柱、横桟がある為簡単には出来ません。

まず大工さんが壁を剥がす。電気屋さんが配線をし直す。その後大工さんが壁を復旧し、クロス屋さんが壁紙を貼る。と言う工程が必要です。

今回は木造住宅なので間柱に穴を開ければ配線は出来ます。

この状況から床を開口し左にあるコンセントから分岐して右の押入れの中にコンセントを増設します。

床下を通して押入れまで配線しました。

このコンセントを左に寄せます。

他にも配線をし直した跡が見えると思いますがたかだか10センチ横に移動するのにも間柱が邪魔をするのです。

お客様の新居での使い勝手が良くなるよう打ち合わせをして位置決めをしました。

また、例えばエアコン用のコンセントが必要な場合は分電盤から単独で配線する必要がある為、壁や天井をかなりの数開口をしなければなりませんので電気工事、大工工事、内装工事が開口箇所に応じて必要になります。

電気配線工事は内装工事を伴うリフォームの時に同時に行うことをお勧めしています。

チャイムをモニターホンにする為の電気工事

電池式のチャイムをモニター付のインターホン(ドアホン)にしたいとのご要望があり、電源を新たに配線しました。

通常はコンセントから露出配線でモニターホン用の電源を確保するのですが、今回は内装工事も行うので出来れば壁内に配線して欲しいと言う内容。

壁内に配線するとなると、分電盤から新たに電源を引くので、ボードを剥がし、下地に穴を開けて配線しなけらばなりません。

ただ、今回の物件は壁内にかなりの隙間があり、工事はしやすかったです。

扉の上から扉の右側に配線しました。

配線が飛び出ているのが分かると思います。

分電盤から比較的近い位置にあったので工事をお請けしましたが、電源を必要とする位置がこの分電盤から遠くなれば遠くなるほど壁や天井に穴を開けなければならなくなり、かなり大工さんの仕事が増えますので、費用も高くなります。

通信線はチャイムの線を利用しますので新設はしません。

今までチャイムだったので来客者の顔が分かるのです防犯上かなり役立ちます。

簡単に設置する場合はチャイムの所からモールで通信線を露出配線して、電源は延長コードなどを利用して設置出来ますので、お手軽に交換する場合はコード付のモニターホンにした方が良いと思います。

単独で配線したので、モニターホンだけではもったいないので、その下まで分岐配線してコンセントを増設しました。