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外壁・屋根塗装は10年に1度が基本【屋根は断熱塗料がオススメ】

塗装工事 外壁塗装 断熱


外壁の塗装ってなぜやらなきゃいけないの?と疑問もあるかと思います。

しかしこれだけはやっておかないと大変なことになります。

 

外壁・屋根塗装の本当の意味

屋根や外壁の塗装は10年に1度は行いましょう、と言いますがなぜなのでしょうか?

答えは「雨漏りを防ぐため」です。

塗装は雨の浸入を防ぎます。

塗膜が外壁材、屋根材に密着して塗膜を形成します。

この塗膜が水の浸透を防いでくれます。

また、鉄板の屋根はサビが出てくるとそこに穴が開くのでそのサビを進行を抑える役割もあります。

その他窓廻りのシーリングなども行うので雨漏りから守ってくれます。

塗装の膜も紫外線にさらされているとやはり10年を超えると劣化が進みます。

塗膜が劣化する直前には塗り替えをしましょう。

と言うのが「なぜ塗装を10年に1度はやらなければならないの?」と言う質問の一般的な考え方です。

 

木造住宅は2階が暑いのでできれば断熱塗料も検討したい

2階建ての木造住宅だと夏は2階が暑いですよね。

3階建てだと3階はかなり暑いです。

その原因は大きく2つ

  • 太陽光が屋根の温度を上げる
  • 熱は上昇するので下の階の熱も最上階に上がってくる

最上階は暑い場所です。

 

屋根裏がないとさらに暑い

特に屋根の形状と同じ斜めの天井があるお部屋は屋根の熱をもろに受けます。

もちろん断熱の対策はしていますが、建売住宅ではあまり考慮されていないようです。

一般的には屋根裏があり、屋根裏から少し熱を逃がすことで空気の対流が生まれます。

対流があれば熱も移動出来るので居室の天井も少しはマシになります。

しかし屋根に面していると空気は対流せず部屋の中に留まることになります。

 

屋根に面した部屋のエアコンは効きが悪い

屋根から熱が来る。

エアコンが冷やす容積よりも屋根からくる熱の量が勝つのでエアコンの効きは悪く感じます。

夜、エアコンが効くのは太陽光がないからですね。

 

塗装するだけから断熱の時代に

これは鉄板の屋根ですが、ご覧の通りサビています。

塗装前にはサビを落として、下塗り、上塗りを行います。

金属屋根は熱伝導率が高いです。

つまり鉄板の屋根だと部屋の中が熱くなるのは誰もが分かる事です。

屋根から部屋に入るの熱の量を小さくすれば部屋が涼しくなる。

 

屋根には断熱塗料を

太陽から受ける熱の侵入を小さくする塗料があります。

断熱(遮熱)塗料です。

断熱塗料は各塗料メーカーで生産しています。

各社それぞれの特徴がありますが、私個人としてはオススメするのは1社だけです。

 

ガイナがオススメ

塗料と言うよりもセラミックの断熱材、と言った方が良いかも知れません。

屋根に断熱の塗膜を形成しますので、屋根からの温度侵入はかなり軽減されます。

もちろん、外壁にも塗装出来ますので、日当たりの良い住宅ではその効果が期待できます。

他社メーカーにはない塗料です。

以前他社の塗料で実験したことがありますが、断熱の効果はあまり期待できない結果におわりました。

 

ガイナは価格が高いと言う欠点がある

一般的な塗料に比べると割高な塗料の一つです。

外部全体をガイナで塗装するのではなく屋根だけにして壁は一般的な塗料にしてコストを抑えることも考えて良いと思っています。

何が何でもガイナが良いと言うお話をしているのではありません。

 

ガイナの長所

塗料としては割高ではありますが、エアコンの電気代などのランニングコストが下がれば結果としてはお得な選択と思います。

もう一つ特筆すべき点は防音効果です。

もちろん元々防音効果を期待して開発したのではないとのことでしたが、結果として塗膜が厚いと言う点とセラミックの含有率が高いことで防音の効果が期待できます。

 

ガイナを塗装して電気代の節約も期待できる

次の画像は鉄板の屋根にガイナで塗装したものです。

色は白です。

白は光や熱を反射する色なので鉄板屋根には良いと思います。

ただし、白は汚れが目立つことは否めません。

どうしても一長一短があるのは致し方ないことかと思います。

 

一般の屋根の塗装

一戸建ての木造家屋のコロニアルの屋根は黒が多いので普通の塗料だとそのまま黒にすることが多いです。

コロニアルは黒でも良いのですが、鉄板の屋根は黒だと熱を吸収してしまいますい夏は灼熱になり室内にかなりの高温をもたらします。

できれば淡い色にして光の反射を利用した方が少しは熱の吸収も抑えられるとは思います。

少しでも暑くない部屋にする為に断熱を考えていらっしゃる方も多いので勉強の為に2019年4月17日にガイナの体験に日進産業に行きました

 

外壁塗装の結論

外壁塗装は10年に1度は建物を長持ちさせるために行いましょう。

なぜ長持ちになるかと言うと雨などの水の浸入が建物を劣化させるからです。

外壁で守っているうちはまだ良いですが、柱、梁、土台にまで水が浸透してしまうと建て替える必要がでてくるのでそうならないうちに塗装はしておきましょう。

 

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