アパートの浴槽を昔のままにしていませんか?
昭和竣工のアパートのお風呂。
賃貸物件だからといって浴槽をそのままにしていませんか?
バランス釜の時の浴槽をそのまま使っているとものすごく貧相なお風呂になるのでお風呂内のサイズに合った浴槽にした方が良いです。
原因はバランス釜から給湯器へのリフォームの拙さ
賃貸物件でバランス釜のお風呂は敬遠されます。
そこでバランス釜から給湯器にした方が良いと言う発想になりますが、バランス釜を撤去して給湯器にすれば良いだろうというのは賢明ではありません。
バランス釜を撤去するとほぼ真四角の浴槽が残ります。
壁からかなり隙間ができます。
「あれば良いだろう」ではやはり内見の時に候補から外れます。
隙間を無くすため浴槽も大きな物にして、給水・給湯管をできるだけ見えないように配管しなければ見た目が良くないのです。
私だったら浴槽を大きめにしませんか?と提案します。
バランス釜のデメリット
20代、30代、40代の年代の人はバランス釜の使い方がわかりません。
お風呂で裸なのに火がすぐそこにあるのは「危ない」という心理も働くでしょう。
昭和の時代であれば、バランス釜も当然でしたから何も問題はありませんが、今は平成を通り越して「令和」です。
配管もできる限り隠し、汚れが見えてしまうスペースを作らないのが現在のリフォームです。
もちろん、費用は上がりますが、中途半端にすると借り手がつかないのが今の時代です。
シャワー水栓は浴槽から立ち上げスッキリさせる
古いままの浴槽を残すのでシャワー水栓を壁に設置しなければならなくなります。
できる限り壁に穴をあけたくない(水漏れの可能性が出てくるから)ので結構アクロバティックな設置をしているケースが多いです。
今は大きな浴槽にする時浴槽の縁にシャワー水栓を取り付けできる物があります。(LIXILの浴槽です)
これでシャワー水栓はきっちり設置できるし浴槽も大きくなるので一石二鳥です。
使用した浴槽はLIXILのホールインワン専用の浴槽です。
少し費用がかかりますが、上の画像よりも全体的に落ち着いた感じになるのがお分かりいただけたでしょうか。