扉に穴をあけてしまった場合どうする?
扉に穴をあけてしまった場合の交換もしくは修理について解説します。
穴が大きいと交換しかないが小さければ修理できるかも
大きさが仮に丸形としてΦ10㎝位までなら何とか修理も出来るかもしれません。
しかしそれ以上になると、交換をおすすめしています。
小さな穴は修復が出来る可能性が非常に高い
小さな穴であれば穴を埋めることが出来ますが、かなり大きな穴の場合は表面の化粧ベニヤもしくはメラミンを上から張り直さなくてはなりません。
化粧ベニヤだと表面の剛性が弱く直ぐに傷つきますし、厚み(2㎜とか3㎜)をどう処理するかが問題になってきます。
上から張った場合ベニヤの木口が見えてしまうので、木口を隠す必要があります。
すると表面だけではなく両サイドの面も何かしらの処理をしなければなりません。
そうなると工事が徐々に増えてしまいますしその分費用も上がります。
大きめの穴を処理する
今回はギリギリ15㎝位の穴をパテで埋めました。
パテ処理する前に下地の板を入れてパテの量を少なくします。
そうは言ってもかなりのパテの量なので1日目はパテを入れるだけで丸一日硬化するまで何もできません。
2日目に2回目のパテをして平滑化します。
ダイノックシートを貼る
パテを平滑化したらダイノックシートを貼ります。
事前に柄や色を選定しておく必要があります。
全く同じ柄はありませんので似た柄を選びます。
などのシートがありますので見比べてみてください。
今回は穴の開いた真ん中の1本のみにダイノックを貼ったことで穴は見えなくなりました。
交換と貼替の費用の差
- 新しい扉に交換する
- ダイノックで修理をする
2つの方法を費用の面から考えてみると、このようなスリットの入った扉を新規に製作すると概ね6万円位。
これに採寸、配送、建て込み、既存扉の処分などを入れると8万円位になると思います。(飽くまでも目安です)
これに対してダイノックシートを貼って処理をする場合はダイノックシートが2mで16,000円ほど。
これに人件費が2日間なので4万円。
諸経費などを入れるて6万円位です。(飽くまでも目安です)
あまり割安感はありません。