「ハバキ」って何?

リフォームをする時に専門用語が出てきたりします。

私達リフォーム屋は日常的に使っているのであまり気にも止めないのですが、たまに「ハバキって何?」と聞かれることがあります。

巾木は壁の一番下にある床と並行に横長の高さが6センチ前後の巾の木の建材です。

画像のような形の物です。

フローリングの工事をすると必ず張り替える部材です。

ユニットバスリフォームの時は壁を壊したり、入り口位置が変更になるので必ず交換します。

ハバキは「巾木」と記す事が多いです。

幅木とも記しますが上記を使う事が多いです。

また他には「ソフト巾木」と言う種類もあります。

これは薄いビニール製の物で高さは60mmと75mmなどがあります。

20年以上前は巾木の高さは60mm(75mm)がメインだったのですが今は30mm、35mm、50mm、55mm、57mmなど種類が多いです。

高さの小さい巾木はその存在感を感じさせないのでお洒落な雰囲気になります。

ただし高さが新旧で違う事が問題になる事もあります。

壁紙を貼り替えずにフローリングのリフォームをすると厄介な事が起きます。

元々60mmの高さの巾木で今主流の高さは57mmや55mmなので新しい巾木を張ると3mm〜5mmクロスの貼っていない部分が露出します。

「え?画像の巾木は60mmだったはず!」と思った方もいらっしゃるとは思いますが、画像のメーカーは東洋テックス。

このメーカーのフローリングを使えば問題なのですが、大建工業とかPanasonicのフローリングを選ぶと同じ色(柄)の巾木は同じメーカーの物がピッタリ合います。

しかし大建もパナも巾木の高さが60mmの物がないのです。

では似た色でその東洋テックスの巾木を仕入れようとすると4mの長さの10本が1組になるので、かなり余ってしまう。

かなり余っても仕入れるには10本単位なのでお客様に了解を得るしかありません。(ちなみに大建もパナも2本1組の設定があります)

今日は細かい話しになりましたが木の「巾木」についてお伝えしました。

ご質問はこちらまでお願いします。

リーズナブルに床をリフォームする方法

床をリフォームするのに安価に出来る方法があります。

例えば今あるフローリングにキズがあったり剥がれ掛けているところがあると、フローリングを張り替えなければならないと思うかもしれませんが、上に床材を貼ると言う方法があります。

フローリングの工法が昔と違って、今はフローリングの下地として合板を先行して張っておかなければならないのです。

昔は合板の下地は必要なかったのです。

では何故今は二重に張るのでしょうか?

それはフローリング1枚だとフローリングその物が経年劣化により割れてしまうからです。

20年以上経過した物件は歩くとメリメリ音がし割れ始めます。

そうならないように二重張りになっているようです。

フローリングの張り替えは最初に今あるフローリングをはがさなくてはなりません。

10帖程の広さだと、はがす作業、捨てる廃棄処分費は掛かりますしこの解体と下地の補修で1日から1日半時間とその人件費が掛かります。

そして合板を張り、仕上げのフローリングを貼り、最後に巾木を取り付けて終わりですが、これで2日掛かります。

都合4日が必要。

塩ビタイルだとわずか1日で終わるのです。

時間と人件費と費用が全く違うのです。

仮にフローリングの張り替え工事(上記の条件)で50万の費用だとすると塩ビタイルで貼れば3分の1か4分の1の費用になります。

もちろんフローリングに張り替えれば強い床になりますので当然そちらの方が長持ちします。

床が割れ始めているところに塩ビタイルは貼れません。

一長一短はありますので状況に応じて選択すべきです。

上の画像は元々がコルクタイルです。

はがすのがかなり時間と労力が必要。

さらに廃棄処分費が必要なのですが塩ビタイル(今回はサンゲツのフロアタイル)を貼りました。

施工中

貼り終えると別の部屋のようになります。

家具移動費は必要ですがこれ以外の剥がしや廃棄などが削除できました。

必ずしもフローリングでなければならない時以外はこのような方法があります。

ご質問はこちらまでお願いします。

壁紙は何を選ぶ?

壁紙(クロス)をどう選ぶか、かなり難しい問題です。

以前は白い壁紙で貼り替えれば「明るくなる」と言われていました。

事実、賃貸物件では内見時に印象を良くする為に「白」が好まれます。

しかし人間工学的に言うと「白」は人を落ち着かせる色ではないとのこと。

ではどんな色を選べば良いでしょうか?

私達がお勧めするのは少しベージュとか少しグレーのクロス。

(サンゲツのクロス『Fine』のデザイン案はこちら

また一面だけ柄(や色)を変える「アクセントクロス」もお勧めです。

ただこのアクセントクロスをあまり多用するとアクセントではなくなるのでご注意下さい(かなりしつこくなります)。

他業者さんの事例ですが色を多用し過ぎて全く落ち着きのない空間が出来上がっていました。

一見するとにぎやかなのですが、いざ生活を始めると「うるさい」と感じ、帰宅した後心が休まらなくなると思います。

花柄が好き、とかピンクが好き、イタリア系のインテリアが好きなど好みは様々ですが、凝り過ぎると不自然になってしまいます。

床の色が既に決まっている場合、床に合わせ同系統の色を濃淡で組み合わせるのが良いと思います。

なお無地ではなく「柄」を選ぶと柄合わせの為必要なクロスのメーター数が必要なので割高になることを覚えておきましょう。

どう言うことかと言うと、まずクロスを貼ります。その隣にも同じ柄のクロスを貼ります。この時柄を合わせなければnなりません。

柄合わせのポイントが60cm毎にあるクロスを選ぶと、無地のクロスより3割〜4割費用が高くなります。

ピンクが好きな方は天井も壁もピンクにしたいと思うようですが、ピンクだけで統一するのではなく天井は白とか逆に淡いグレー(出来ればブルーグレー)などを合わせるとピンクが活きると思います。

床や扉の色やお好みの色や素材感などがさりげなく反映されると、それはあなたにとって一番のお部屋になると思います。

リフォームの時はクロス選びも時間をかけて選びましょう。

殆どの方が壁紙を貼り終わった後を見ると「新築みたい」とおっしゃいます。

たかだかクロスなのですが、それだけ心に響くと言うことなのだと思います。

お風呂のカランから水が止まらない時の対処法

お風呂の蛇口から水が止まらないので直したい、と言う声を耳にします。

まず原因は

  • パッキンの劣化
  • シャワーとカランの切り替え部の金属疲労
  • カランの中に残った水が少しづつ垂れる
  • シングルレバーの場合はカートリッジの劣化
  • 2ハンドルの場合はスピンドルの劣化

修理できる場合と出来ない場合があります。

例えばTOTOやINAX(現LIXIL)などはユニットバスと蛇口が同じメーカーでので(一定年経過していない限り)受け付けてくれます。

他のユニットバスメーカーでは日立化成(現ハウステック)、ノーリツ、東建ナスラックやクリナップ 、タカラスタンダードなどキッチンで有名なメーカーのユニットバスは蛇口は蛇口メーカーの物を使っています。

ユニットバス本体と蛇口が異なるメーカーだと修理を依頼するにも手間がかかります。

何故かと言うと蛇口メーカーに連絡すると「それはユニットバスメーカーに連絡して下さい」と言われる事があるからです。

蛇口メーカーはOEMとしてユニットバスメーカーに供給しているだけでユニットバスメーカーがメンテナンス部門を持っていると蛇口メーカーは受け付けてくれない事が多いです。(メーカーに連絡した経験から)

ただKVK製、MYM製の蛇口はKVKで受け付けてくれる事が多いです。

さて修理をお願いする窓口が様々あることをお伝えしましたが、受け付けてくれても修理可能なのは大体製造から10年以内。

それ以上はメーカーによって違うのですが、20年経過すると部品が調達できない(部品の製造を終了している)事が多いです。

蛇口からの水漏れの対処方法ですが、20年経過した蛇口は修理より新しくすべきです。

仮に修理したとしても数ヶ月〜数年後には同じ症状が出てくる可能性が高いです。

「水漏れするならパッキンを代えればいいだろう」と思うかもしれませんが、蛇口本体は金属でできています。

金属も摩耗があるので金属と金属の隙間が大きくなるとパッキンを交換しても一時的に直るだけで劣化している部分は直らずまた水漏れが起きます。

何度何度も修理依頼をすることを考えると交換した方が絶対にお得なのです。

ユニットバスリフォームの工程5日め

いよいよ最終日になりました。

最後はクロスの貼り替えと床の貼り替えです。

脱衣場イコール洗面室だと思いますが、1日めに壁を壊しています。

4日めに大工工事でユニットバスの扉用「枠」を組み込んで、壊れた壁は復旧しています。

5日めは内装工事です。

壁紙と床材は事前に選んで頂いた物を貼ります。

壁紙は白っぽい柄が主流ですが、落ち着いた雰囲気を出す為に淡いベージュなども好まれます。

床材のCF(クッションフロア)を選んで頂く時、良く言われる事があります。

汚れが取りやすい物が良い、と。

以前のCFは細かい穴が無数にあり、そこに汚れが入り込んで黒くなります。

すると全体的にうすよごれて見えるから真っ平な素材が良いと言われる事が多いです。

床材は石目調が多かったのですが最近は織物調の柄もあるので、冬は石目調は寒く感じる為、織物調も好まれるようになっています。

内装工事が終わるとユニットバスのリフォーム工事は完了です。

ちなみに、ユニットバスを交換する時、洗面化粧台や洗濯機パンを一緒に新しくする事が多くなってきています。

私たちもできる事なら新しくすることをお勧めしています。

何故かと言うと、もちろん予算もあるのですが、お風呂や脱衣場の内装が新品になります。

すると人間の目は古い物と比較するのです。

どうしても古い物の方が目立つと言いましょうか、気になるのです。

半分くらいのお客様は「やっぱり洗面もリフォームしておけば良かった」と言われるのです。

これは事前にお伝えしているのですが、聞くのと実際に目の当たりにするのはかなり違うようです。

特に洗濯機防水パンはリフォーム前にはさほど気にならなかったのがかなり古さが目立つのです。

出来れば洗面室内もご一緒にリフォームすることをお勧めします。

ユニットバスリフォームの工程4日め

ユニットバスリフォームの4日めは主に大工工事です。

ユニットバスを解体する時壁も壊します。

古いユニットバスと新しいユニットバスの扉の位置が違うので新しい扉に合わせて大きめに壊すのです。

新しく入った扉に枠を取り付けますが、その前に壁(石膏ボード)の下地を組み直し、枠を取り付け、壁を復旧する工事です。

大工工事なので電動ノコギリを使いますのでかなり木屑や埃が舞い散ります。

また扉枠を組む為のスペースが必要です。

少なくとも畳3帖位の作業スペースが必要になります。

作業スペースが確保できない時はユニットバスのリフォームそのものをお断りする事もございます。

大工工事が早めに終わればクロスの貼替や脱衣場のCFの貼替などをしたいのですがこればかりは時間と職人の時間の兼ね合いが関わってきます。

大工工事の終わり時間によるので3日めに出来なかった電気工事やダクト工事を進める場合もあります。

いずれにしてもこの日からユニットバスは使えます。

脱衣場が工事の途中で中途半端な状態になりますが入れます。

この日は大工工事の日ですので、内装工事が出来なくても問題はありません。

ユニットバスリフォームの工程3日め

ユニットバスリフォームの3日め。

朝、ユニットバスを積んだトラックが到着します。(かなり早めに着いて待機してる事が多いです)

ユニット組み立て業者もやがて到着します。

マンションなので8:30頃から搬入を開始します。(既に共有部、エレベータは養生をしているのですが、それでも細心の注意を払いながら運びます)

9:00、作業開始。

ユニットバスの床材をある程度組み込んだら一旦組み立て屋さんは一時待避して、水道屋さんが排水管と接続します。

終わったらまた組み立てを始めます。

ほぼ丸一日掛かって組み立てが終わります。

たまに早めに組み立てが終わった場合、

  • 換気扇のダクト接続
  • 換気扇と照明の電気接続
  • 給湯器のリモコンの再取り付け(リモコン線の接続)

を行います。

組み立てが17:00頃に終わった場合は翌日に上記の電気工事を行います。

この日はお風呂は使えません。

ユニットバスからの漏水がないように隙間(規定の箇所)にコーキングを施します。

このコーキングは最初はボンドのように柔らかいのですが、徐々に硬化し始めます。硬化の途中で触ったり水をかけたりすると漏水の原因になるからです。

これで3日めの工事は終了です。

ユニットバスリフォームの工程1日めと2日め

お風呂をリフォームする時どんな工事をするのでしょうか?

私達は日頃からリフォームの仕事をしていますので当たり前のことなのですが、お客様が何が分かっていて何が分からないか、があまりよく分かっていないのです。(こんなことが分からない、などのご質問はドンドンお寄せください)

「何日掛かるの?」「どんな工事をするの?」「何を用意すれば良いの?」などをマンションにお住まいのケースでお伝えします。

最初に養生をします。(共有部(玄関ホールから廊下やエレベータ内)に養生をします)部屋の中も傷つけないように養生します。

お風呂を壊します(解体工事)。

※この時水を止めますので、台所、トイレなど水を止めるので2〜3時間程度使えなくなります。

※お風呂を解体しますので事前にお風呂の中の物は全て出しておいてください。できれば脱衣場の物も避難させて下さい。(解体で埃が出る為)

騒音が出て埃も出ます。終わるとお風呂のあった場所が空っぽになります。

壊したお風呂は廃棄処分業者に引き取ってもらいます。

壊し終わったら「墨出し」と言って新しいお風呂の位置決めを数ミリ単位で行います。

この「墨出し」は配管をしなければならないので水道職人とユニットの組み立ての職人との打ち合わせです。

何をするのかと言うとユニットバスのコンクリートの床に置く為の脚があります。

水道の職人が排水管や給水給湯管(※追い焚きがある場合は追い焚き用の管)を新しいユニットバスに合わせて配管し直しますが、配管と脚の位置が重ならないようにするのが重要なポイントです。

また入り口の位置の確認(古いユニットバスと新しいユニットバスの入り口の位置が異なる為)をし壁を入り口よりも大きく解体しておかなければユニットバスが組み立てられないのです。

※お風呂はこの日から入れなくなります(ユニットバスの組み立ての日まで3日間は入れません)

2日め

1日めに墨出しをした位置に合わせて配管をやり直します。

特に古いユニットバスと新しいユニットバスの排水の出方向が違ったり配置の位置が違ったりするので、慎重に行います。

排水管は3日めにユニットバスと接続しますので、これがダメだとユニットバスいが組み立てられません。

もう一つ重要な作業があります。

古いユニットバスは入る時、またいで入るのが多かったと思いますが、今は殆ど脱衣場とユニットバスの床がフラットになり「またぐ」ことはありません(※建物の構造上フラットにならない場合もあります)

この構造の違いを解消するために組み立て前に脱衣場の床を少し延長する場合があります。

ユニットバスの組み立ての前に空っぽのところから木組みをしておくことができるのがこの2日めです。

1日めの解体が思ったよりも早く終わり「墨出し」も早く終わった場合1日めに配管の移設工事(前述)と床の延長などを行うことがあります。

この場合、2日めは工事が行われません。

※ただしこの2日めが無いと何か問題があった場合ユニット組み立てができなくなりますので、何も工事が無いのなら組み立て工事を1日早くすれば良いではないか、と思うかも知れません。しかし実際に問題が起こった場合は組み立て工事を1日後にすることが出来ないので、少なくとも2週間から1ヶ月工事がストップする可能性もあるので、必ず2日めが必要なのです。

お風呂場の水栓

タイル張のお風呂の水栓で、カランと温度調節のハンドル、シャワーのハンドルとシャワーの全てが別々に配置されている物がINAXから出ています。

一般的には水栓本体に温度調節、カラン、シャワー、止水栓が一体です。

しかしこのINAXの製品は壁の中で配管をしなければなりませんが好きな位置にそれぞれを配置出来ます。

それなら、と思い配管図を取り寄せようとLIXILに電話したら「そのような配管図はございません」との回答。

どれを何処に配置するかは表で確認して下さいと言われました。

割と冷たいなぁも思いますが、無い物は仕方がないです。

TOTOにはこの手の水栓はないようです。

INAXはデザイン重視のようなところが昔からあるのでTOTOとの差別化のような気がしています。

タイルのお風呂が良い方は参考にしてみて下さい。

洗面室の収納

洗面所に洗面化粧台以外にも収納が必要な場合があります。

お客様によって収納する中身が違います。

また、お客様によっては扉が必要のケースと扉が不必要なケースがあります。

例えば洗面化粧台にティッシュボックスは置けないので別に収納が欲しい、と言う場合は扉は不必要です。

また別の事例では洗濯洗剤や柔軟剤などの薬剤、トイレットペーパーなどを収納したい場合は中身が見えないようにしたいので扉が必要。

しかし意外と種類が少ないのです。

TOTOから出ている洗面収納(したの方へスクロールしてください)は壁に埋め込むタイプなので壁が薄いと設置できないような物もあります。また扉があります。

吊り戸棚のような物が良いと言う人もいらっしゃるので、収納と言っても使用方法などを聞かないと収納を特定できないのです。

扉が必要ないと言う収納は私が自作するしかないと思っています。

制作しましたらまたブログで紹介しますが、ディノスでもニトリでも扉なしの収納がないのは何故なのかな?と思っている今日この頃です。

収納する物、収納の仕方を考えて収納を選びましょう。

収納に関してのご質問はこちらまでお願いします。